第二次精神疾患_お金のこと(その①自立支援制度)

精神疾患に罹ると、とにもかくにも

体も心も休ませなさい、と医者から言われる。

 

休むことはもちろんウエルカムだし、

それが回復への道筋であるのだから、

当然ゆっくり休みたい。

 

「休みたい」だけでなく、休みます。

 

だけど、これがどれだけ休んでいりゃあ回復するのかな?ってのは、

個人差があります。

その人のコンディションによっては、

と~て~も長~く、かかる場合もあります。

 

休める期間だって制約があります。

会社としては○か月までならOKとか規程があるし、

稼ぎが無ければ、生活費だって困るもんです。

 

そこでここでは、ご存知ない方のために有用な情報として、

自立支援制度と契約者貸付についてシェアします。

 

 

●自立支援制度とは?

 

これは東京都がやってる制度で

この精神疾患については、医療費を3割負担から1割負担に削減しますよ。

って、制度です。

 

1回の診察が3000円だったら、1000円になる、ってこと。

負担額が減額されるので、医療費の負担が軽くなりますので、

とても助かる。

 

一体全体どれほど病院にかかればいいのさ?って

誰にもわからない状況でお金ばかりかかっては大変だもの。

 

あと、お薬代もこの対象になります。

 

この制度を利用する医療機関と薬局を登録する必要がありますので、

(もちろん変更も可能)

相性のよい先生と出会えたなら、この制度は利用した方がいいです。

 

それとこの自立支援制度のメリットがもう一つあります。

その月の医療費の上限額を設定をしてもらえます。

収入によって上限額は変わるのですが、

医療費や薬代などの積上げ額にキャップされます。

 

例えば、月に1万円を越えることはない。とかね。

5千円や3千円の場合もあるようです。

 

申請書式は、行政が管理してますので、

問い合わせは、市区役所にて書式をもらってください。

これは、診断書になりますので、

精神科医の先生にこの書式の診断書を書いてもらわねばなりません。

なお、書類作成は1割負担となりませんので、負担は減りません。

 

診断書を医者が書くために期間が必要な場合もあるようです。

提出したその日に診断書をもらえない場合は、

別日にピックアップに行くことになります。

 

そして、その診断書を持って、市区役所に申請に行きます。

個人カードの番号やハンコなんかも必要ですので、

何が必要かは市区役所でご確認くださいね。

 

申請すれば、その場で申請書控えがもらえますので、

その日の分から有効となります。

受給者証の原本が届くのは3か月くらいかかるので、

それまでは申請書控えが仮の受給者証となります。

 

お金の負担が大きいと、休んでも休みきれないですから、

利用できるものは、利用したらいいですね。

 

 

自立支援 精神疾患

東京都が発行している自立支援制度のフライヤー

 

第二次精神疾患_医者からの問診

医者からの問診でびっくりしたことがあった。

 

「自殺したいことありますか?」

「家族や血のつながっている親族で自殺した人いますか?」

 

初診の前のアンケートみたいな問診票でも同じような質問あるし、

医者本人が直接訊いてもくる。

 

さすがに訊きずらい質問であると思うのだが、

誰にでも当たり前のように訊いているのだろう。

全然へっちゃらで普通な様子なんです。

 

この時は妻も同席していたけど、

私と同じようにびっくりしていたことを

後になっておしえてくれた。

 

ともあれ、こういう質問をするってことは、

そういう思考をお持ちの方が存在していて、

精神疾患になると、自殺することもままあるようで、

医者もチェック項目としては外せないようでした。

 

念のため記しておくと、

わたしは、そういう願望はありませんので、

ご心配なくです。

 

言いずらいことも、きちんと言ってくれる方が

医者との信頼関係も構築しやすいように感じます。

第二次精神疾患_自宅療養になってからやったこと

体調崩して自宅療養になってからやったことを

振り返った。

 

生活もきつきつで、

時間も追われている状況が続き、

部屋の中はしっちゃかめっちゃか。

 

体調が整ってきて、何か動けそうになってからやり始めたのが、

片づけだった。

 

やたらモノがやら紙が多くて、

散らかっていたので、意を決して

断捨離することとした。

 

昔の写真や手紙・年賀状

使わない自転車のパーツや道具、子供のおもちゃ。

 

もう今は要らないようってのは捨てることとした。

もちろん、これは捨てたくないなってものは、

厳選してもっておく判断するものもある。

 

それにしても要らんもんが多かった。

あと個人情報をちぎるのが大変だったな。

メルカリで売れるものも多数あったぞ。

 

部屋が片付いてモノがなくなるとスッキリする。

するとどうでしょう。。

体調もスッキリしてしまうの。

 

身体と心と環境は合一といっていい。

 

環境をキレイにすることで、

体調も心もキレイになるもんだ。

 

環境に余裕のあるスペースがうまれると、

心にも余裕のスペースができます。

 

そうすると、新しい事やってみようかなと

気持ちが前向きになります。

 

何か心を整えたいときには、

ぜひお片付けをお勧めします。

第二次精神疾患_私は何もの?

私には子どもが3人います。

中学生と小学生と幼稚園生だ。

 

毎朝中学へ行けば、中学生。

毎朝小学校へ行けば、小学生。

幼稚園へ行けば、幼稚園生。

 

私は会社員だけど、会社には行ってない。

会社に行っていない父親は、会社員なのだろうか?

 

毎朝会社に通勤してさえいれば、会社員だと言いやすい。

 

自宅療養しているからしようがないのだが、

会社にはいかない。

 

家では、掃除機かけたり、洗濯干したりするが、

主夫でもない。

でも、なんだか毎日があっとゆーまに過ぎ去っていく。

 

会社へ行っている時は、

一日の1/3~1/2を会社で過ごしていたが、

もちろん、アッとゆーまに過ぎ去っていた。

 

今は、会社の拘束時間がゼロであっても

時間が過ぎていくのが速いと感じるのは同じだ。

 

何はともあれ時間が過ぎる速さは、

とても速いということがわかる。

 

大切なのは、

自分自身がどういう時間の過ぎ方をさせるのかである。

 

自分の時間を

何に使うのか?

 

毎日通う場所が大切なのではなく、

何をして過ごすのかが大切なんだ。

 

明日も会社には行かない。

第二次精神疾患_太極拳①

地域のコミュニティスペースみたいなところで、

太極拳の体験をしてきました。

 

過去の太極拳との接点は、

早朝の公園でおじいさんがおひとりで

ゆぅーーっくりとした動きで何やら動いているやつ、

としか思っていなかったが、

 

マイワイフのいつかやってみたいリストに入っていたようで、

付き合いで一緒に行くこととなったのです。

 

プログラムは、

 30分くらいの座学

  +

 1時間の体操(いわゆる太極拳の型式の真似事)

  +

 終わった後のお茶で懇談 

って、感じ。

 

 

座学で教わったこと

 ・太極図:黒と白のバランス 黒の中に白点 白の中に黒点 魚が水の中を泳ぐ

 ・陰陽 :陰と陽は、だんだん徐々に移り変わっていく自然のものである

 ・修身○性:体と心をともに鍛える

 ・○○合一:体と心はおなじ

 

○の個所は漢字が入るのですが忘れてしまった。

思い出したら、更新しよ。

 

先生は長年(20年くらいっていっていた)太極拳を教えることを

続けているおばちゃんで、

小柄だけど、つやつやして健康そう.に見えて、

穏やかなエネルギーの塊みたいな雰囲気の方でした。

 

書も勉強されているようで、

上記の文字は、ご自身で書を書いてらっしゃいましたが、

味のある中国風な文字で、白と黒のバランスがとても良い字でした。

 

身体と精神のバランス

白と黒のバランス

心と脳のバランス

丸く収める角が立たないバランス

 

なんか30分ばかしだけど、

いろいろなバランスについて語っていたような印象さえある。

 

陰陽は、自然であり、

夜が明けるのも、日が沈むのも

だんだん徐々にゆっくりと変わっていく様子が

無理のない自然である。

 

電気のスイッチみたいに

パチッと明るくなるのは、自然とはいえない。

身体と心も急激に変化させるのは

無理が生じるものであり、

急激なことはしない方が自然体であるといえる。

 

適応障害なんて、精神疾患に罹っている自分としては、

不自然な生活の継続の影響で、

体調のバランスを維持できなくなった、と言っても

言い過ぎではないなと感じた。

第二次精神疾患_初回は自律神経失調症だった

10年前に患ったときは、

当初はとにもかくにも周りの景色がゆれていた。

 

寝ている時以外は、

ずーーっと、ゆらゆらしていて、

歩くのも困難。

 

お風呂に入るのなんて大冒険なほど

足元がおぼつかない状況だった。

 

そう、症状はめまいだ。

耳鼻科、脳神経外科神経内科

どの科に診察してもらっても所見なし、とのこと。

 

つまり、どこも悪くないよ、って。

ゆらゆら揺れすぎて、船酔いみたいに気持ち悪くなるほどなのに、

誰がどうみても具合悪そうな様子なのに

どこが悪いのかわからないんだ。

 

当時生きていた私の父親なんて、

「これは謎の奇病」だなんて言っていて、

とても珍しいすっごい病気になったんじゃないかって、

思い込み始めていた。

 

ところが、精神科の先生に診てもらったら、

あっさり「自律神経失調症である」との診断をもらって、

巷にありふれている病気であるとわかってしまったときは、

ホッとしたのと、

謎の奇病じゃないじゃん、って思ったのが懐かしい。

 

でも、ほんとに酷い症状だったので、

そこから普通に戻るまでは、

長いことかかった。

 

今回は、めまいの症状はない。

よかったよかった。